9月1日は「防災の日」。そして9月は防災月間です。その入口に立つ今、あらためて振り返っておきたいのが、この夏、日本各地で起きた災害のことです。
7月末の熊本の地震、8月上旬の台風第15号、そして8月中旬の千葉県の記録的な大雨。いずれも「まさかここで」「まさかこの規模で」と言われた災害でした。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
今日は、この夏の出来事から見えてきた”備えの穴”と、そこを埋めるためにできる小さな一手についてお話しします。
この夏、日本で何が起きたのか
まず、事実を簡単に振り返ります。
7月28日、熊本県で最大震度7を観測する地震が発生しました。断水は一時約8万4千戸、停電は約3万3千戸に及び、ライフラインの復旧には日数を要しました。8月に入ると、5日に発生した台風第15号が例の少ない経路で北上し、観測史上はじめて茨城県に上陸。さらに8月13日からの大雨では、千葉市で24時間降水量367.0mm、1時間降水量115.0mmという、いずれも観測史上1位の記録を観測しています。この大雨では、全国ではじめてとなる警戒レベル5の大雨特別警報が発表されました。
共通しているのは、「その土地の人にとって前例がなかった」という点です。地震の少ない地域、台風が上陸しない県、これまで浸水しなかった街——そうした”経験則”が通用しなくなってきています。防災の備えを、住んでいる場所の過去の実績だけで決めるのは危うい、というのがこの夏の一つ目の教訓です。
教訓1|災害は「家にいるとき」に起きるとは限らない
熊本の地震が起きたのは、7月28日の夕方16時27分でした。仕事中の人、買い物中の人、車で移動中の人——多くの方が家の外にいた時間帯です。
非常持ち出し袋を玄関に用意していても、外出先で被災すれば手元には何もありません。ここが、多くの家庭の備えに空いている一番大きな穴です。
だからこそ、「持ち出す備え」とは別に、「いつも持っている備え」を用意しておく価値があります。財布やポケット、通勤カバンの中に、かさばらない道具を一つ。特別な意識をしなくても、財布を持って出る限り一緒に移動してくれる——そんな備え方であれば、無理なく続けられます。
教訓2|電気も水も止まる。そのとき効くのは”電源のいらない道具”

この夏の災害で、あらためて浮き彫りになったのが停電と断水の長さです。スマートフォンの充電が尽き、モバイルバッテリーも空になり、ライトもつかない。そんな状況では、電気を必要としない道具が最後に頼りになります。
CHACCARD(チャッカード)は、岐阜県関市の刃物メーカー・天研工業がつくる、財布に入るカード型のマルチツールです。搭載しているのは、鋸・鉋・ファイヤースターター・麻紐カッター・栓抜きの5機能。上位モデルのCHACCARD(チャッカード)インディゴメタルでは、栓抜きの代わりにマイナスドライバーを搭載しています。
ファイヤースターターは電池も燃料もいらず、こすれば火花が出ます。鉋で細かく削った木くずを火口にすれば、湿った環境でも火をつくれます。鋸は倒れた枝や障害物を整えるのに、麻紐カッターはロープや荷造り紐を安全に切るのに使えます。飲料や瓶を開ける栓抜きはCHACCARD(チャッカード)通常版に、配電盤のフタや器具の簡単な操作に使えるマイナスドライバーはCHACCARD(チャッカード)インディゴメタルに、それぞれ備わっています。
いずれも「電源がなくても、確実に動く」道具です。復旧を待つ数日を支えるのは、こうした単純で壊れないものだと考えています。
教訓3|備えは”重さ”でやめてしまう

もう一つの教訓が、続かない備えは備えにならない、ということです。
大きなマルチツールを買っても、重くてかさばれば、いつのまにか引き出しの中に戻ってしまいます。災害が起きたそのとき手元にないなら、持っていないのと同じです。
CHACCARD(チャッカード)はカード一枚分の薄さで、財布に入れたまま日常を過ごせます。ふだんは段ボールの開封や紐切り、キャンプの焚き火に。そして、いざというときは備えに変わります。価格はCHACCARD(チャッカード)が¥9,990、CHACCARD(チャッカード)インディゴメタルはHONOO/HANABIが¥35,800、TSUCHIMEが¥39,500です。
「防災のためだけに買うもの」ではなく、「毎日使えて、いざというときも効くもの」を選ぶ。これが、備えを続けるいちばん現実的な方法ではないでしょうか。
まとめ——防災の日を、備えを更新する日に
2026年の夏は、「前例がない」災害が続きました。地震も、台風も、大雨も、これまでの想定の外側で起きています。
だからこそ、9月1日の防災の日は、備えを”更新”する日にしてみてください。家の非常持ち出し袋を点検したら、次は「外出先で被災したときの自分」を想像してみる。そこに足りないものが、あなたの備えの穴です。
電源がいらず、毎日持ち歩けて、いざというときに手を動かせる。そんな一枚を財布に加えることが、その穴を埋める小さな一手になります。




