永久マッチは、オイルを燃料として何度も使える着火具で、金属ケースに火打ち棒と芯が内蔵されています。水に濡れても乾かせば再使用できるため、サバイバルでも人気です。
説明
永久マッチの構造はシンプルですがよくできています。金属ケースの中にオイルを入れ、キャップ部分に芯と火打ち棒がついています。使うときはキャップを外し、火打ち棒をケースの側面で擦ると火花が出て、芯に染みたオイルに着火します。オイルが切れない限り繰り返し使うことができ、まさに“永久”の名にふさわしい仕組みです。防水性が高く、雨や湿気に強いため、登山や防災用具としても重宝されています。使い終わった後は必ずキャップをしっかり閉めておくことで、オイルの蒸発を防ぎ、安全に持ち運びができます。シンプルな構造の中に、人類の「火を持ち歩く知恵」が詰まったアイテムです。
耐熱グローブはアウトドアや料理、工業作業などで使用される特殊な手袋です。素材には耐熱性の高いレザー(革)、アラミド繊維(ケブラーなど)、シリコンが使われ、直接熱源に触れても手を守れるよう設計されています。キャンプの現場では、焚き火の薪を動かしたり、ダッチオーブンやスキレットといった熱々の調理器具を扱ったりする場面で大活躍します。また、火の粉が飛んできても燃えにくい作りになっているため、軍手などでは代用できない安全性を持っています。耐熱性能は製品によって異なり、200℃前後まで対応できるものから500℃以上でも使えるものまで存在します。アウトドア以外にも、パン作りやオーブン料理の際のキッチングローブとしても人気があります。機能性に加え、デザイン性の高いものも多く、キャンパーのファッションアイテムとしても親しまれています。