用語– archive –
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焼き入れ
焼き入れとは、金属を高温に熱して急冷することで硬さを増す熱処理技法です。刀剣や工具などの強度を高めるために古くから用いられており、現代でも機械部品や刃物の製造に広く利用されています。 説明焼き入れは金属加工の基本的な熱処理技法で、鉄や鋼を... -
炭素工具鋼
炭素工具鋼とは、鉄に炭素を加えて強度と硬度を高めた鋼材で、刃物や工具などの製造に広く使われています。切れ味や加工性に優れる一方で、錆びやすいという特徴も持ちます。 説明炭素工具鋼は、鉄に炭素を含ませることで強度を高めた鋼材の一種です。炭素... -
伝統工芸
伝統工芸とは、長い歴史の中で受け継がれてきた技術や手仕事によって作られる工芸品のことです。陶磁器、漆器、織物、染物、金工など多岐にわたり、日本各地で地域ごとに特色ある工芸が発展しています。 説明伝統工芸は、地域ごとに受け継がれてきた素材、... -
にし阿波
にし阿波とは、徳島県西部の地域を指す名称で、美馬市や三好市などを含む一帯を指します。急峻な山々と清流が織りなす自然豊かな地域で、古くから山間の生活文化や伝統が息づいています。 説明にし阿波は徳島県西部に広がる地域で、美馬市・三好市・つるぎ... -
天然藍
天然藍とは、タデ科の植物「蓼藍(たであい)」を発酵させて作られる天然染料のことです。日本では徳島県が特に有名で、「阿波藍」として知られ、古くから藍染の文化を支えてきました。 説明天然藍は、化学染料が普及する以前から利用されてきた自然由来の... -
経年変化
経年変化とは、素材や製品が時間の経過とともに見た目や性質を変えていくことを指します。革製品や木材、金属などに見られ、劣化ではなく「味わい」として楽しまれることも多いです。 説明経年変化は、製品が年月を重ねることで色や質感が変わっていく自然... -
パティナ
パティナとは、金属の表面に長い年月をかけて自然に生じる酸化膜や変色のことです。特に銅や青銅に見られる緑色の「緑青(ろくしょう)」が有名で、古美術品や建築装飾に独特の風格を与えます。 説明パティナは、金属の表面に酸化や化学反応によって形成さ... -
燕三条
燕三条とは、新潟県の燕市と三条市を中心とした地域の総称で、日本有数の金属加工の産地として知られています。包丁や洋食器、工具などの製造が盛んで、世界的にも高い評価を得ています。 説明燕三条は新潟県の中央部に位置し、燕市と三条市を中心とした工... -
麻繊維
麻繊維とは、麻という植物の茎からとれる繊維のことです。代表的にはリネンやヘンプと呼ばれるものがあり、古くから衣服や縄、袋などに使われてきました。丈夫で吸湿性が高く、夏に涼しく使えることから、今でも布地や日用品に利用されています。天然素材... -
コットンボール
コットンボールとは、綿花から作られた小さな丸い綿のかたまりのことです。主に化粧品や医療の現場で、メイク落としや消毒などに使われています。ふんわりと柔らかいため、肌に優しく安心して利用できる特徴があります。 説明コットンボールは、綿花から採... -
耐熱ポーチ
耐熱ポーチとは、高温にも耐えられる特殊な素材で作られた袋やポーチのことです。主に電子レンジでの加熱、アウトドアでの調理、さらにはバッテリーや電子機器の保管に使われます。安全性を高めるための便利アイテムです。 説明耐熱ポーチは、シリコンや耐... -
合わせ精度
合わせ精度とは、部品同士を組み合わせるときの精密さを示す言葉です。例えば機械の部品や家具の組立などで、寸法の誤差が小さいほど「合わせ精度が高い」と言われます。高い精度は製品の品質や耐久性を大きく左右します。 説明合わせ精度は、製造業や建築...