天研工業 三代目 刃物職人 天池俊男のあだ名
元は「毛抜きの俊男」から略して「毛トシ」になった。周りのスタッフや取引先からも「毛トシ」さんと呼ばれるように。毛トシというあだ名文化は、現場の空気と人間関係から自然に生まれた天研工業ならではのものだ。一緒に仕事をした仲間はもれなく全員名前に「毛」を付けられる。「毛山」「毛野」「わか毛」など多数存在する。
天池俊男は、岐阜県関市の刃物メーカー天研工業三代目として活躍する刃物職人である。昭和から平成へ、バブル崩壊後の長期経済停滞期に、社会へと飛び出し一旦はアパレル会社に就職するも、“好きな分野で稼ぐ難しさ”を痛感し、その時初めて「稼業は家業」ということに気づかされる。 最初は機械の扱いも何もわからないところからのスタート。叩き上げの職人である父と叔父から日々基本要所を教わり、「失敗してもいいからやってみろ」と機会を与えられることで、自分がつくったものが世に出ていく喜びとものづくりの醍醐味を感じるようになっていった。2025年11月には岐阜県関市の「卓越技術者」に初の親子二代で認定された。
職人というと寡黙なイメージがあるかもしれませんが、アパレル会社時代の経験からとてもフレンドリーでお喋りが得意です。トークのできる職人として今後の活躍をスタッフ一同から期待されています。



