チャッカードインディゴメタルとは?伝統美×先端素材で魅せる新定番

目次

伝統美×先端素材で魅せる“JAPAN BLUE”のカードツール

チャッカードインディゴメタルは、カードサイズのツールに日本の伝統工芸である藍染の美しさを融合させたモデルです。手のひらに収まる薄さの中に、実用的な機能とデザイン性を両立。深い藍色は“JAPAN BLUE(ジャパンブルー)”とも呼ばれ、持ち物の佇まいまで引き上げます。

「インディゴメタル」がもたらす唯一無二の藍色(JAPAN BLUE)

インディゴメタルは、「金属を藍で染める」という新しい発想から生まれた素材です。徳島にし阿波天然藍を使い、職人が金属パーツを染料槽に浸し、状態(温度・湿度・染料の熟成)を見極めながら丁寧に彩色します。
布の藍染と同じく、一本一本の色味や模様に個体差が生まれます。つまり、あなたの一枚は世界に二つとない表情。使い込むほどに経年変化パティナ)が進み、落ち着いた深みが増していきます。藍には消臭・抗菌への期待もあり、日用品としての清潔感にも配慮した設計です。

チャッカード(CHACCARD)シリーズの中での位置づけ

チャッカードは、薄いカード形状にアウトドアでも役立つ機能をまとめたカード型マルチツール。その中でインディゴメタルは、素材表現と仕上げにこだわった上位デザインモデルです。
共通の基本機能(例:ノコギリ火打ち石&火起棒麻紐カッター)に加えて、インディゴメタルにはマイナスドライバーを搭載。通常版チャッカード栓抜きを搭載。用途で選び分けられる、明快な差別化です。

  • 素材面:ケースは強化樹脂で軽く丈夫。刃物・鋸は炭素工具鋼焼き入れして硬度を確保。着火用ストライカー高耐食性ステンレス。そして外装の要となるインディゴメタルは、藍染の表情を生かした新素材です。
  • つくり:岐阜県関市の職人が一本一本を手仕上げ。伝統工芸の技と現代の加工を合わせ、デザインだけでなく実用の手応えも重視しています。

まとめ:チャッカードインディゴメタルは、見て美しく、使って頼れる「伝統美×先端素材」の新定番。JAPANBLUEの世界観を、毎日の持ち物(EDC)に自然に取り入れられる一枚です。

通常版チャッカードとの違い(機能・意匠・体験)

搭載機能の違い

どちらもカードサイズのチャッカードで、基本の実用機能は共通です(ノコギリ/鉋/火打ち石&火起棒/麻紐カッター)。
違いは“+α”の部分。

  • チャッカードインディゴメタルマイナスドライバーを搭載。
    → 小ねじの増し締めや、ちょっとしたこじ開けに便利。
  • 通常版チャッカード栓抜き(+缶切りなど)を搭載。
    → アウトドアやホームパーティでドリンクの開栓に便利。

※インディゴメタルには栓抜きは非搭載、通常版にはマイナスドライバーは非搭載です。用途の好みで選び分けられます。

見た目・質感の違い(藍染の表情/一点物性)

  • インディゴメタルは、金属を藍染で彩る伝統工芸×先端素材
    染めの条件で色味・模様に個体差が生まれ、世界に一枚の表情。深い藍――JAPAN BLUEが持ち物全体のトーンを整えます。
  • 通常版は、道具らしい端正さが魅力。仕上がりは均一で汎用性が高く、カジュアルに使いやすい見た目です。

想定シーンの違い(デザイン重視・ギフト適性 vs カジュアル実用)

  • インディゴメタル
    デザインの主役になるカードツール。ギフトやビジネスシーンでの“見せるEDC”に最適。伝統工芸のストーリーを語れる一点物性も魅力。
  • 通常版
    デイリーで手堅く使える相棒。ピクニックや自宅での栓抜き用途が活き、家族や友人とシェアしやすい一本。

インディゴメタルとは——金属を藍染する技術の背景

伝統工芸のアップデート(金属×藍染の発想転換)

藍染は本来、布や革などの“染まる素材”に使う技術です。そこへ「金属を藍で染めたら?」という逆転の発想を持ち込み、生まれたのがインディゴメタル
カードツールという“日用品の道具”に、伝統工芸の美しさをのせる。機能とアートが同居する、新しい日本のものづくりです。

天然藍・徳島「にし阿波」との関わり

色の源は、徳島県・にし阿波天然藍。ここはJAPAN BLUEの歴史が息づく産地です。藍は植物から作る自然の色。合成染料とは違い、深みと揺らぎがあります。
この天然藍を使うことで、工芸としての物語性と、自然素材ならではの穏やかな色合いが手に入ります。

染色プロセスの概要と個体差(一点物の価値)

工程はシンプルに見えて、実はとても繊細です。
金属パーツを独自の藍の染料槽に浸し、温度・湿度・染料の状態を見極めながら、職人が最適なタイミングで引き上げます。仕上げも手作業。
その結果、一本ごとに色味・濃淡・模様がわずかに異なります。つまり同じものは二つとない。これがインディゴメタルの大きな価値です。

期待される消臭・抗菌性について

藍には昔から消臭・抗菌が期待されてきました。日常で手が触れる道具にとって、清潔さへの配慮は大切です。
インディゴメタルは、見た目の美しさに加えて、気持ちよく使い続けられるという点でもメリットがあります。強い薬剤を使う必要はありません。乾拭きを基本に、時々やさしくケアするだけで十分です。

主要機能と使い勝手

チャッカードインディゴメタルは、毎日持ち歩けるカードサイズに、実用の基本をきっちり詰め込んでいます。ここでは1つずつ、短いコツと安全ポイントをまとめます。

ノコギリ:小枝のカットに最適

細い枝や簡単な工作に使えます。

  • 使い方:材に対してノコをまっすぐ当て、力を入れすぎず往復させます。曲げながら切らないのがコツ。
  • 安全:手元が滑らないように手袋や安定した姿勢を。使用後は乾いた布で拭き、湿気を避けて保管。

鉋(かんな):火種づくりや表面ならし

木材表面を薄く削り、火付きのよい削りくずを作れます。

  • 使い方:刃を材に浅い角度で当て、一定の力で引きます。薄いカール状の削りくずが理想。
  • 安全:指先を刃先の進行方向に置かない。作業面は滑らかに。

火打ち石&火起棒:火花で着火

アウトドアや非常時に役立つ、スパーク着火

  • 使い方:火口(麻くず・乾いた葉など)を用意し、ストライカーを強めにこすって火花を落とします。
  • コツ:火口は乾燥が命。風を避け、少しずつ息を吹きかけて育てます。
  • 安全屋内や可燃物の近くでは使用しない。使用後は完全に消火を確認。

麻紐カッター:ロープ・結束紐の処理に

荷ほどき、パッケージ開封、DIYで活躍。

  • 使い方:紐をガイドに沿わせ、引くように切ります。
  • 安全:指を切り欠き部に近づけない。作業は安定した姿勢で。

マイナスドライバー(インディゴメタル限定)

眼鏡や家具の小ねじの増し締めに便利。

  • 使い方:ネジ溝に垂直に当て、押し付けながらゆっくり回します。
  • 注意てことして強くこじらない(変形の原因)。固着ネジは専用工具を。

デザインバリエーション——HONOO/HANABI/TSUCHIME

チャッカードインディゴメタルには、藍染の表情をいかした3つの模様があります。どれもJAPAN BLUEの深みを軸に、伝統工芸らしい「ゆらぎ」を楽しめます。

3つの模様が語るストーリー

  • HONOO(炎)
    立ちのぼる炎のような流れ模様。動きのあるラインが特徴で、持つだけで視線を集めます。存在感重視の方に。
  • HANABI(花火)
    きらめく火花を思わせる散り模様。細かな斑点や濃淡が重なり、華やかさと繊細さを同時に味わえます。
  • TSUCHIME(槌目
    金工の「槌目」をイメージした規則的なリズム。落ち着いた表情で、ビジネスシーンにもなじみます。ミニマル派に。

一点ごとの色味差と経年変化(パティナの楽しみ)

  • 手染めゆえの個体差
    藍の染まり方は気温・湿度・染料の状態で変わります。同じ柄名でも濃淡や模様の出方が少しずつ違うため、写真は目安と考えてください。世界に一枚の出会いを楽しめます。
  • 使うほど深まる色
    表面は使い込むほどツヤや陰影が増え、道具らしい味わいに。強く擦れると色味がやや落ち着くことがありますが、これも藍染の表情として育てる感覚でお楽しみください。
  • コーディネート性
    濃い藍は黒・グレー・ネイビーの小物と好相性。JAPAN BLUEを差し色にすると、EDC全体がすっきりまとまります。

素材・構造・耐久性

長く使える作りか? ここが一番大事。チャッカードインディゴメタルは、見た目だけでなく、中身もちゃんとタフです。素材ごとにポイントをまとめます。

ケース:強化樹脂の堅牢性と軽さ

  • 強化樹脂は軽くて衝撃に強いのが特徴。カードサイズの薄さでも、日常の持ち歩きで反りにくく割れにくい
  • ポケットやカードウォレットに入れても負担が少なく、携帯性◎
  • 直射日光の強い車内放置や高温は避けると、歪み・劣化を防げます

刃物・鋸:炭素工具鋼の焼き入れによる硬度

  • 刃物と鋸には、炭素工具鋼焼き入れして使用。これは刃の硬さと切れを両立するための基本中の基本。
  • 小枝カットや削り作業で刃こぼれしにくい一方、硬いぶん横方向のこじりは禁物。真っすぐ使うと長持ちします。
  • 使用後は水分を拭き取り、うすく防錆を。これだけで錆びのリスクをグッと下げられます。

ストライカー:高耐食性ステンレス

  • 火花を出すストライカーステンレス錆びにくく強いので、屋外でも頼れます。
  • 砂や泥が付いたら、水で軽く流して乾拭き。粒が残ると擦り傷の原因になります。

インディゴメタル:強度と美しさを両立する新素材

  • 金属を藍で染めるという独自技法。金属としての強度・耐食性をベースに、JAPAN BLUEの深い色をのせています。
  • 一点ごとに表情が違うのが魅力。ポケット内で他の金属と強く擦れると艶の出方や色味が落ち着くことがありますが、これは経年の味わいとして楽しめます。
  • ケアは乾拭きが基本。研磨剤入りクロスは使わず、やさしく扱うのがコツ。

全体の設計バランス

  • 薄い・軽い・壊れにくいの三拍子。
  • 「切る」「削る」「着火」「締める」が一枚で完結するため、EDCやミニマム装備に相性抜群。
  • ただし、カード形状ゆえのテコ負荷(こじ開けや無理な締め付け)は想定外。道具をまっすぐ・適切な力で使うほど寿命が伸びます。

「伝統工芸×デザイン」の新定番としての価値

手仕事の美しさと先端素材の融合が日常を変える

チャッカードインディゴメタルは、金属を藍染で彩る独自素材と、刃物の町・関の手仕上げが出会った一枚です。カードサイズにノコギリ/鉋/火打ち石&火起棒/麻紐カッター/マイナスドライバーを収め、デザインも使い勝手も妥協しません。通常版チャッカードとの差は明快で、JAPANBLUEの存在感が日常の持ち物に確かな個性を与えます。

長く使って育てる、JAPAN BLUEの楽しみ

一点ごとに表情が異なるインディゴメタルは、使うほどに艶と深みが増すのが魅力です。乾拭き→乾燥→薄く防錆という簡単なケアで、色も機能も長持ち。伝統工芸の物語をまとった道具を日々のEDCに取り入れることは、暮らしの質を上げる選択です。

  • デザインで選ぶなら:藍のゆらぎをまとうチャッカードインディゴメタル
  • 用途で選ぶなら:通常版チャッカードとの機能差(栓抜き/マイナスドライバー)を見比べて。
  • ギフトにも最適:HONOO/HANABI/TSUCHIMEの3柄から、贈る相手のスタイルに合う“JAPAN BLUE”を。

気に入ったら、正規ルートで在庫と柄をチェックして、あなたの一枚を迎えてください。

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よくいただくご質問

チャッカードのサイズはどのくらいですか?

チャッカードは名刺やクレジットカードのサイズ感で、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなデザインです。
サイズ:W:55.7mm × H:91.0mm × D:8.7mm
重さ:82g

どんな素材を使用していますか?

ケースの本体は強化樹脂を使用しており、鋸の刃物の部分と鉋は炭素工具鋼鋼材(SK鉄材)を使用して硬度を増すために高温で焼入れ加工しております。ストライカーは高級ナイフにも使用する高耐食性の丈夫なステンレス鋼を使用。

チャッカードの耐久性は?

チャッカードは、品質と耐久性にこだわっています。強度な樹脂素材に精密な設計を施し、アウトドア環境でも充分に使える仕様になっております。長く使用して頂くポイントは、商品に付属の各メンテナンス事項を参考にしてください。

チャッカードは防水ですか?

チャッカードは軽い雨程度なら水に濡れても問題ありません。ただし、刃物部分は錆びる可能性があるので、使用後は乾いた布などでしっかり拭いてください。

チャッカードの安全性についてどのような対策がされていますか?

チャッカードは安全性に配慮されています。チャッカードは全ての機能がケース内から落ちたり、はみ出したり、誤って開くことがないよう収納部はしっかりと収まるよう固定され、誤った使用を防ぐ仕組みとなっています。

CHACCARD(チャッカード)の使い方

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