チャッカードの鉋にうっすらサビ?それは異常ではありません
久しぶりにCHACCARD(チャッカード)を手に取り、鉋(カンナ)パーツを取り出してみたら
「あれ?うっすらサビが出ている…?」
そんな経験はありませんか?
まずお伝えしたいのは、
それは異常でも不良でもありません。
久しぶりに開けたらサビ…なぜ起こる?
チャッカードの鉋(カンナ)には、出荷時に錆止め処理を施しています。
しかし、
- 長期間使わなかった
- 保管場所に湿気があった
- 逆に乾燥しすぎて油分が飛んだ
こうした環境によって、
最初に塗布していた錆止めの油分が徐々に乾き、
表面にうっすらとサビが出ることがあります。
これは金属製品では自然に起こりうる現象です。
「最初からサビていた」のではなく、
保管環境の変化によるものですので、安心してください。
実は“使っている人”ほどサビにくい理由
意外かもしれませんが、
✔ 定期的に使っている
✔ 触ったあとに軽く拭いている
こうした方のほうが、実はサビにくい傾向があります。
なぜなら、
使う=自然に表面をリセットしているからです。
アウトドアで使ったあと、
軽く拭き取り、少し油を塗るだけで状態は大きく変わります。
チャッカードの鉋(カンナ)は、
ただ削るための道具ではありません。
ほんのわずかなズレで、使い心地は変わります。
だからこそ、
正しい手入れで“合わせ”を守ることが大切なのです。
チャッカードの鉋(カンナ)は“狙って作った噛み合い”

鉋(カンナ)は、ただ刃がついていれば削れるわけではありません。
- 刃の角度
- 刃と土台の密着具合
- わずかなテンション
このバランスが整って、はじめて
「スッ」と気持ちよく削れる感覚が生まれます。
チャッカードはカードサイズという制約の中で、
この精度を出すために、最後は職人が手で合わせています。
ほんのわずかなズレでも、削り心地は変わる。
だから“狙って”作っているのです。
だからこそ、ゴシゴシ削りすぎはNG
うっすらサビが出たとき、
「とにかく強く磨けばいい」
と思ってしまいがちです。
しかし、必要以上にゴシゴシ削ってしまうと、
- 表面のバランスを崩す
- エッジ部分を丸めてしまう
- 本来の削り感が変わる
といった可能性があります。
メンテナンスの目的は、
形を変えることではありません。
メンテナンスの目的は「削る」ではなく「守る」
チャッカードの鉋(カンナ)手入れは、
✔ サビを落とす
✔ 表面を整える
✔ 油膜を作って守る
これが目的です。
削り直すわけでも、研ぎ直すわけでもありません。
“合わせ”を守るためのケア。
それが正しいメンテナンスです。
初心者でもできる!チャッカード鉋(カンナ)の正しい手入れ方法【5分で完了】

チャッカードの鉋(カンナ)の手入れは、
特別な道具は必要ありません。
ホームセンターや百均でそろうもので、
5分あれば十分です。
用意するもの(百均・ホームセンターでOK)
✔ 錆対策クリーム(数百円で購入可)
✔ 研磨クロス(細かい目のもの)
✔ オイル(サラダオイルで十分)
ポイントは「強く削らないこと」。
表面を優しく整えるイメージです。
手順① うっすらサビを優しく磨く
- 研磨クロス、または錆対策クリームを使用
- 力を入れすぎず、軽くこする
- 表面の赤み・くすみが取れればOK
ここで大切なのは、
“削る”のではなく“なでる”感覚。
ガリガリ削る必要はありません。
うっすらサビであれば、
軽く磨くだけで十分落ちます。
手順② 必ずオイルを塗る理由
磨いたあと、そのまま放置すると
再びサビやすくなります。
必ず、薄く油を塗ってください。
✔ キッチンにあるサラダオイルでOK
✔ ティッシュや布に少量つける
✔ 表面にうすく伸ばす
ベタベタにする必要はありません。
“薄い膜をつくる”イメージです。
この油膜が湿気から金属を守ります。
保管時のワンポイント
- 使用後は軽く拭く
- 湿気の多い場所は避ける
- 長期保管前は必ず油を塗る
アウトドアシーズン前に一度チェックするだけで、
状態は大きく変わります。
ここまでで、
「うっすらサビ」への対処は完了です。
これってやっても大丈夫?よくある質問

ここでは、チャッカードの鉋(カンナ)手入れについて
特によくいただく疑問にお答えします。
百均のサビ取りでも本当にいい?
はい、うっすらサビ程度なら問題ありません。
最近の百均やホームセンターで販売されている
- 金属用研磨クロス
- 軽度サビ用クリーム
で十分対応できます。
大切なのは「強力かどうか」よりも、
“やさしく整える”こと。
強力すぎる研磨剤でゴシゴシ削るほうがリスクになります。
オイルは専用じゃないとダメ?
いいえ、サラダオイルで十分です。
もちろん専用オイルでも構いませんが、
- 少量でOK
- 薄く塗るだけ
- ベタつかせない
この3点が守れれば問題ありません。
「専用じゃないとダメ?」と不安になる必要はありません。
深いサビはどうする?
- 黒く変色している
- 凹凸ができている
- 磨いても取れない
こういった状態の場合は無理に削らないでください。
強く研磨すると、本来の精度を損なう可能性があります。
そのような場合や不安があるときは遠慮なくご相談ください。
これからのアウトドアシーズンへ|小さくても本物を守る
これからのアウトドアシーズン。
フェザースティックづくりや、火打ち石での着火準備など、チャッカードの出番は増えていきます。
使う前に、ほんの5分。
✔ サビチェック
✔ 軽く磨く
✔ 薄くオイルを塗る
それだけで、削り心地はしっかり守れます。
チャッカードは小さい道具ですが、中身は本物の刃物です。
だからこそ、正しい手入れで“合わせ”を守る。
それが、長く付き合うための一番の近道です。
これからの季節、
ぜひ最高の状態でチャッカードを活用してください。



