財布に入る＝毎日持てる。CHACCARDのコンセプト
クレカサイズ・超薄型・軽量が生む“携帯のしやすさ”
CHACCARDは、クレカサイズのカード型 サバイバルツールです。厚みは財布のカードポケットに収まる薄さ。重さも薄い・軽いを徹底しました。ポケットやミニ財布でもかさばりません。
「非常用だから家に置きっぱなし」にならないことが大切です。財布に入るから毎日持てる。毎日持てるから、いざという時にも迷いなく使えます。EDC（Everyday Carry）発想のツールとして、日常生活と非常時の“間”を無理なくつなぎます。
EDCの最小構成にフィットするミニマル設計
ミニマリストは「使う頻度が高い道具だけ」を持ち歩きます。CHACCARDはその考えに合わせ、開梱・ちょい切り・こじる・回すなど、日常で出番が多い基本動作に絞りました。
余計な突起を作らず、フラット面を多くすることで、ほかのカードと干渉しにくい形状に。ミニマルな設計なので、EDCセットに入れても合計重量を増やしません。鍵、ミニライト、テープカードと組み合わせても快適です。EDC グッズの“最小構成”を崩さない一枚です。
「いざ」という時より“毎日ちょっと便利”に寄せた発想
サバイバルという言葉は大げさに聞こえるかもしれません。しかし、実際に役立つのは「毎日の小さな不便」を減らす力です。段ボールの開梱、タグや糸の処理、ボトルのオープンなど。小さな作業がスムーズに進むと、時間とストレスが減ります。
その延長線上に、停電や災害時の“簡易的な対応”があります。財布に入る サバイバルツールを日常で使い慣れておくことが、非常時の安心にもつながります。
CHACCARDは、クレカサイズで薄い・軽い。そして日本の職人が仕上げる精度で、毎日の使いやすさを高めています。使い勝手を最優先にした“日常拡張ツール”。それがCHACCARDの基本思想です。
日本の職人精度──関市の加工技術が違いを作る
0.1mm単位の「合わせ」とエッジ調整
CHACCARDは、刃物のまち・岐阜県関市で仕上げています。ポイントは“合わせ”の精度。0.1mmのズレでも、段ボールの開梱やラベル剥がしのストレスになります。職人は光の反射や触感で微調整し、角の立ち方、面取り（面を少し丸める加工）、エッジの角度を整えます。
結果、引っかかりにくいのに、必要な場面ではしっかり食いつく。この“両立”が使いやすさを決めます。
素材と表面仕上げ（耐食性・手触り・滑りにくさ）
素材は耐食性に優れたステンレス。汗や雨に強く、財布に入れて毎日持ち歩くEDC グッズに向いています。表面は微細なヘアラインやサンドブラスト調の仕上げで、手触りはサラッと、でも滑りにくい。
ポケットから取り出したときに他のカードを傷つけにくいよう、必要なエッジだけを立て、不要な部分は面取り。クレカサイズのフラットさを崩さず、薄い・軽い携行性を守ります。
OEM由来の検品基準とばらつき最小化
天研工業は長年、プロ向けピンセットやツィーザーをOEMで作り続けてきました。そこで培ったのが同じ品質を何枚も再現する力。CHACCARDでも、
- バリ（加工の出っ張り）の有無
- 角のR（丸み）サイズ
- エッジの直進性と均一性
を1枚ずつ目視と手触りでチェックします。当たり外れの少なさは、毎日使うカード型 サバイバルツールには大切な価値です。
天研工業のものづくりDNA（ストーリーと品質文化）
関市は刀づくりから続く「折れず、曲がらず、よく切れる」の精神が息づく土地です。天研工業も1926年創業。
父子三代で磨いた“合わせ”と“仕上げ”の技を、いまは日常の道具へ落とし込んでいます。
見た目はミニマルでも、触ると違いが出る。CHACCARDには、日本の職人の丁寧さが詰まっています。
どこまでできる？日常〜簡易サバイバルの実用シーン
段ボール開梱／梱包ひも・タグ・糸のカット
通販の箱や封筒の開梱、衣類タグの除去、ほつれ糸の処理など、毎日の“ちょい切り”が最も得意です。
- 段ボール：テープの合わせ目にエッジを軽く当て、押し切りでスッと開封。
- ひも・タグ：引っ張らず、台に当てて押して切ると安全。
- 糸：布を傷めないよう、糸だけを面で押さえてスナップ。
財布から出してすぐ使えるのがクレカサイズの強み。刃をむやみに振らないので周囲にも安心です。
アウトドアの“最初の一枚”（刺さない・こじる中心）
キャンプやハイキングでは、こじる・こすれる・切り取り線を作る動作が役立ちます。
- ガス缶・道具のラベル処理や紐の整え。
- 火口（ほくち）用の薄い木くずづくり（刺さずに表面を削る）。
- 食材袋の切り欠きづくりで開封しやすく。
ナイフの代用ではなく、安全に“補助”するミニマルEDCとして使うのがポイントです。
緊急時の応急（テープ加工・小枝成形など）
災害・停電時には、即席の道具づくりに活躍。
- ガムテープを必要幅に裂いて成形（包帯固定・仮補修）。
- 小枝の先端整えで簡易フックやスティックを作成。
- ペットボトルや食品袋の切り込みで給水・配布をしやすく。
安全第一で、刺さない・振らない・無理な力をかけないが基本。使い慣れておくほど、いざという時も落ち着いて扱えます。
薄い・軽い・クレカサイズを“数値”で証明（スペック）
サイズ・厚み・重量・材質・表面処理
CHACCARDはクレカサイズ前提で設計されています。ここでは、一般的なカード型ツールの目安と、CHACCARDが目指す基準を並記します（実測は出荷ロットの検品票で提示可能）。
- 縦×横：85.6×54mm（クレジットカード規格に準拠）
- 厚み：約1.0〜1.6mmのレンジを許容範囲に設定（財布ポケットでの干渉を最小化）
- 重量：約18〜28g（ステンレス材・仕上げによって変動）
- 材質：耐食性に優れたステンレス系（屋外・汗・湿気への耐久性を重視）
- 表面：微細ヘアライン／ブラスト調などの指紋・滑り低減仕上げ
- 角R（丸み）：0.3〜0.6Rを基準（他カードへの当たりを低減）
※“薄い・軽い”は携帯性の核心ですが、強度も必要。CHACCARDは必要部位のみ厚み感を残し、不要部位は大胆に面取りすることで、携帯性と剛性のバランスを取ります。
財布・カードケースとの相性（収納例と干渉対策）
- 収納位置：カード段の一番外側 or フリーポケットに配置すると出し入れがスムーズ。
- スリーブ推奨：薄手ポリ or 紙スリーブでエッジ接触を遮断。視認性が上がり取り出し事故が減ります。
- 干渉対策：ICカードや磁気カードとは1枚以上離すのがベター。金属エッジでカード端を擦らないよう、角Rのある側を下に向けて収納。
- 総重量の目安：ミニ財布＋CHACCARD＋ICカード2枚＋紙幣少量で120〜160g程度に収まる構成を推奨。
“薄い・軽い・クレカサイズ”の三拍子を数値で縛ると、携帯ストレスは目に見えて下がります。CHACCARDはこの範囲内で日本の職人が個体差を抑え、ミニマルな使い心地を安定供給します。
安全性Q&A——財布や指は守れる？
エッジ保護とスリーブの選び方（推奨ポケット位置）
Q. 財布の中で他カードや革を傷つけない？
A. 薄手スリーブ（OPPや紙）に入れて、外側のフリーポケットまたは一番手前のカード段に収納すれば安心です。
- スリーブ厚：20〜40μm程度で十分。視認性が高く取り出しやすい。
- 角の向き：角R側を下にする／エッジ側は中央へ向けると干渉が減ります。
- IC・磁気カードとは1枚以上離す配置がベター（擦れ跡・誤作動の予防）。
取り出し動作のコツ（指切り・衣類破損の予防）
Q. 指を切らないコツは？
A. 取り出すときは親指で面を押し、エッジに触れないのが基本。
- すべり止め仕上げ面を親指で押す→人差し指で受けるの2点保持。
- 使う向きを決めたら180°回してから作業に入ると、エッジ接触を最小化。
使用後のクリーニングで安全を保つ
Q. テープ糊や汚れで滑りやすくならない？
A. 使用後は乾拭き→アルコール少量で拭き取り→乾拭きの順でOK。
- 糊や砂が残ると“引っかかり”の原因。エッジの直線部を中心にケア。
- 水濡れ後は完全乾燥。財布に戻す前に布で水分ゼロに。
- サビ対策：ステンレスでも汗・海風は敵。週1で軽く拭けば長持ちします。
財布に入れると空港検査で止められる？
Q. 機内持ち込みできる？
A. 判断が分かれるケースがあります。搭乗前は受託手荷物に移すのが安全。どうしても携行する場合は、検査で自己申告し、係員の指示に従ってください（没収の可能性を理解した上で）。
法的に問題はない？
Q. 法律的に大丈夫？
A. 一般的な携行配慮（人前で振り回さない、威圧的に見せない、施設ポリシーを守る）を徹底してください。学校・イベント会場・官公庁・ライブ会場など、持込み禁止のルールがある場所では入場不可の可能性があります。公共空間での扱いは常に節度を。
家の中での保管と家族・子ども対策
Q. 家族が触っても大丈夫？
A. 乳幼児・小さなお子さまの手が届かない場所に。スリーブ＋ポーチで二重保護し、定位置保管を習慣化。取り扱いを知らない人に貸し出さないのが基本です。
カード型ツールの弱点と、その対処
フルサイズ工具との差（用途の切り分けガイド）
弱点： 厚みと持ち手がないぶん、強い力をかける作業は苦手。
対処： 役割を決めて使い分けます。
- CHACCARDの守備範囲： 開梱・ちょい切り・軽い“こじり”。
- 専用工具に任せる： 木材カット、金属の曲げ、大きい梱包の解体。
迷ったら「片手で静かにできる作業＝OK」、「両手で力む必要がある＝NG」が目安です。
強度・てこのかけ過ぎへの注意（曲がりリスク）
弱点： 薄い＝てこをかけすぎると曲がる可能性。
対処：
- 支点を近くに取る： こじる時は支点をエッジ近くに置き、ストロークを短く。
- 段階アプローチ： 一気にこじらず、小刻みに“ならす”→最後に軽く押す。
- NG動作： 缶フタこじ開け、厚板こじり、ドアのこじ開けなど高トルク作業。
万が一、軽く反りが出たら、平らな面に置き布越しに指で戻す程度に。工具で挟んでの矯正はNGです。
サビ・汚れ対策（汗・海水・雨天時のケア）
弱点： ステンレスでも長時間の水分・塩分は苦手。
対処：
- 使用後は乾拭き→アルコール拭き→乾拭き。
- 雨や海辺で使った日は真水で軽くすすぐ→完全乾燥。
- 財布に戻す前に水分ゼロを確認。湿ったレシートやおしぼりと一緒にしない。
- 月1で薄い防錆剤を点付け→拭き上げ。ベタつかない量でOK。
操作性（グリップ不足）の工夫
弱点： 面がフラットで、力を入れにくい。
対処：
- ピンチグリップ（つまみ持ち）で“点”ではなく面で押す。
- すべる時は紙スリーブ越しに持つと摩擦が増えて安定。
- 段ボールは押し切りで、引っぱり切りを避けるとコントロールしやすい。
カード型は万能ではないけれど、弱点を知って使い分ければ日常の9割の“小タスク”を軽やかに片付けます。CHACCARDはそのためのミニマル特化ツールです。
法規と持ち運びの考え方
日本国内の携行配慮（公共空間でのマナー）
CHACCARDは刃物的な使い方ができるエッジを含むため、公共空間では取り扱い配慮が必要です。
- 見せびらかさない：人前での不用意な操作は避ける。
- 使う場所を選ぶ：混雑した電車内やイベント会場などは操作しない。
- 施設ルールを尊重：オフィス、学校、ライブ会場、官公庁、イベントでは持込み禁止や使用禁止のポリシーがあり得ます。入口の掲示や就業規則を確認しましょう。
- 携行目的を明確に：日常の開梱・ちょい切りなど、正当な目的に限定して扱うのが基本です。
空港保安・機内持ち込みの基本的な考え方
空港の保安検査では、刃物に準ずるエッジがあるものは機内持ち込み不可と判断される場合があります。
- 原則：搭乗の際は受託手荷物（預け入れ）に移すのが安全。
- 財布の入れっぱなし注意：検査で自己申告し、係員の指示に従いましょう。没収・返却不可となる可能性も理解しておくこと。
- 出張ルーティン化：フライトのある週は財布から外す→預けるをルール化すると事故が防げます。
職場や施設ポリシーへの適合チェック
- オフィス／製造現場：セキュリティ方針で工具類持込み制限がある場合があります。総務・安全衛生の指示に従う。
- 学校・試験会場：持込み禁止に該当することが多い領域。事前確認が無難。
- スポーツ観戦・フェス：入場チェックで金属製ツールが止められるケースあり。公式サイトの「持込禁止物」を確認。
自治体・法令に関する注意（一般的な案内）
法令の詳細解釈は状況や地域で異なることがあります。
- 最新の公的情報を確認：警察・空港・施設の公式ガイドを参照。
- 自己管理：公共空間では必要最小限の使用にとどめ、周囲への配慮を優先。
- 未成年への貸与禁止：取り扱い説明を受けていない方への貸し出しは避ける。
まとめ：CHACCARDはミニマルEDCとして日常を助ける一枚。見せない・振り回さない・ルールを尊重の3点を守れば、スマートに活用できます。
ミニマリストのEDCセット例（総重量100g以内）
財布＋CHACCARD＋ミニライト＋テープカード
目標：合計100g以内で“毎日困らない”最小セット。
- ミニ財布（40〜60g）：二つ折りorカードケース型。
- CHACCARD（20g台）：開梱・ちょい切り・スクレープ担当。
- ミニライト（10〜15g）：単四/コイン電池や小型USB充電式。暗所の探索・停電で効く。
- テープカード（5〜10g）：名刺サイズの養生テープを巻いた自作。応急固定・ほこり避けに万能。
この4点で開ける・照らす・留めるがカバーでき、日常のタスクの大半を処理できます。
鍵束・スマホ・RFIDカードとの干渉を避ける配置
- 金属集中を避ける：CHACCARDは財布の外側フリーポケット、鍵束は反対側ポケットへ。
- ICカードは1枚離す：磁気/ICと金属の直接接触を回避。読み取りの失敗や擦り傷を防ぎます。
- スマホはケースで隔離：背面カードポケットを使うなら、CHACCARDは財布側に。落下時の画面傷を予防。
用途別ミニマル構成（通勤／出張／週末）
- 通勤日：ミニ財布＋CHACCARD＋ミニライト＋テープカード（約80〜90g）
- 出張日（飛行機あり）：CHACCARD→受託手荷物へ移動。代替でセラミックセーフティオープナーや糸切り付カードなど非金属系を財布へ。
- 週末アクティブ：同上＋小型ホイッスル（3g）、絆創膏2枚（1g）で軽いアウトドアも安心。
どの構成も100g以内を上限目安にすると、ポケットやサコッシュでもストレスが出ません。
ミニマルEDCは「足す」より「引いて磨く」。よく使う3動作（開梱・カット・こじる）がサッと出せるかで満足度が決まります。
“財布に入る自由”を毎日の習慣に
- 財布に入る サバイバルツール＝毎日持てるから、いざという時も迷わない。
- 薄い・軽い・クレカサイズで、EDCセットをミニマルに保てる。
- 日本の職人が仕上げる面取りと“合わせ”で、引っかかりにくいのに仕事は早い。
- 使いどころは開梱・ちょい切り・スクレープ・軽いこじり。強トルクは専用工具に任せる。
- スリーブ運用と基本マナーで、安全・法規面もスマートに。
購入・問い合わせ
- まずは1枚、EDCに追加して使い心地を体験してください。
- 法人・OEMのご相談：仕様カスタム（厚み・エッジ角・表面仕上げ・名入れ）も対応可能です。
- サポート：初期不良や仕上げ確認は写真と購入情報をご用意のうえお問い合わせください。
CHACCARDは、道具を“足す”のではなく、日常の動きを軽くする一枚。
ミニマリスト×EDCのあなたに、財布に入る自由を。
