
「チャッカード」は、アウトドアで火起こしを楽しむための究極のツールです。
私たちの目指したのは、鋸(ノコギリ)、鉋(カンナ)火起棒、ストライカー(火打石)などの必須ツールを、常に持ち歩けるようにコンパクトなサイズに納めることでした。この便利なツール1つで、枝木の加工から火起こしまで、あらゆるタスクを手軽にこなせます。使い勝手と耐久性に徹底的にこだわり、自由な探索と挑戦を支える頼もしいパートナーを提供します!
チャッカードはあなたのアウトドア体験をさらに高めることでしょう。








鋸(ノコギリ)は木材などを切断するためのツールです。チャッカードに搭載された鋸(ノコギリ)は、小さな木材や枝なら簡単に切ることができます。
内蔵された鋸(ノコギリ)は小さくてもホンモノの刃物です。木材や枝を切断して火起の着火材を調達できます。




麻紐を切って着火剤にしたり、ビニール紐などを簡単に切ることができます。



「鉋(カンナ)」で細かい木屑を作ることができます。
枝から細かい木屑を削り出すことができ、それが火種となります。また、フェザースティック(薪や木の表面を薄く削り重ねて羽のような形状にしたもの:着火剤)も作ることができます。




火起棒が内蔵されており、ストライカーを使って素早く火花を発生させることができます。

先ほどの鉋(カンナ)で作った細かい木屑に引火させて、効率よく火を起こすことができます。

フェザースティックも作れます。



火起のところでも使用したこのストライカーは栓抜としても利用することができます。


プルトップオープナーにも使えて多彩なシーンで利便性を発揮します。

最小サイズの飽とストライカーはゾーリンゲン(独)、シェフィールド(英)と並ぶ世界三大刃物産地である岐阜県関市で生まれました。この商品の企画・開発者である有限会社天研工業は創業以来、90年以上にわたり親子相伝で技術の伝承、医療用ピンセットやプロ用美容ハサミ、毛抜き、電線加工用ナイフなど、精密加工が必要とされる刃物の製造をしています。先端のズレを中心に均一に合わせる技術は海外でも評価が高く、世界中でプロに愛用されています。

鋸は新潟県燕市の燕三条の100年企業「のこぎりの歴史は中屋の歴史です」と掲げる株式会社中屋の切れ味抜群の鋸(ノコギリ)です。
燕三条も刃物、特に鋸で国内外から高い評価を受けており、本企画で関市と燕三条、日本が誇る二大刃物産地が文字通り火花を散らすという夢の様なタッグが実現しました。
また、これら刃物を収納するケースの製作には国内でも有数な最新技術を採用した製品設計会社に開発とシミュレーションを依頼しました。耐久性を両立する最適なスペース配置を追求して、何度も試作を繰り返して、当初のスケジュールも予算も大幅にオーバーしましたが、コンパクトでありながらタフなケースを実現することができ、納得のいくカタチになりました。デザインもメカやギミック好きな方をイメージしました。


私たちは、SDG’sや創造的再利用に意識を向け、地球環境の保全に配慮した商品づくりに力を注いでいます。
この一環として、チャッカードの樹脂パーツの一部には、廃棄予定であったプラスチックを適切に加工して再利用しています。
また、パッケージにもリサイクル材を使用しています。
これらの取組みにより、廃棄プラスチックの埋め立て量や廃棄量を減らし、同時にCO2排出量の削減にも貢献できると考えています。

環境問題への取り組みは私たちにとって重要なテーマであり、パートナーシップ構築宣言や地域のボランティア活動など、地域社会との連携を通じてさまざまな取り組みを行っています。
私たちは、持続可能な未来の実現に向けて尽力し、お客様に環境に優しい商品を提供できることを誇りに思っています。

「革新的なイノベーションを起こそう!」
昨今、伝統的な刃物産業は、厳しい製造条件要求、若者の製造業離れ、職人の高齢化、後継者不足など、切実な問題に直面しています。
そこで私たちは、長い歴史に培われた技術力、社内一貫生産体制、関市の刃物ブランドといった強みを活かして、このピンチから脱却し、業界の将来に希望をもたらすようなことはできないだろうか、そのために私たちに何ができるだろうと考えました。

私たちは『包丁や刀だけが刃物を象徴するわけではない』と、オリジナルの商品開発に取り組むことにしたのです。
『革新的なイノベーションを起こそう!』
社是である「日常時・非常時(フェーズフリー) 」「楽しさ(ユニーク)」「挑戦(トライ) 」の具現化を目指し、プロジェクトはスタートしました。
開発にあたって、私たちが意識したことは、誰かの何かの役に立つだけでなく、ワクワク感と遊び心を忘れないことです。
行動を開始すると、噂を聞きつけた仲間やスペシャリストが続々と集まってきて、ご縁が広がりました。『願えば叶う』なんて言葉は青臭いと思っていましたが、信じられないようなことが続々とタイミングよく起こり、全く新たな発想で一つの商品を創り上げることができたのです。
私たちの最終目標は、伝統的な職人技術を現代のニーズに合った機能性、利便性、安全性を備えた夢のある商品開発に活かし、形にしていくことです。それが地域の魅力アップや活性化、職人技術の継承につながると信じ、愚直に進んでいく覚悟です。

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